ワークショップ
2004/03/29-31 New Visionaries Workshop02 VJによる不登校生のための映像ワークショップvol.02
春に不登校児と映像のワークショップをしようと思っている・・・ということ。
個人的に不登校生という存在に興味がある。なぜなら彼等には不登校生となるための理由があるからである。いじめにしろ、学校に対する疑問にしろ、人生に対する不満にしろ、なんらかの理由があり学校を拒否している。もったいないのは、彼等の感じたこと、思ったことが特殊な例をのぞいて社会にでることがないことである。不登校生は既成の概念からはみだしてしまった次の世代につながる新しい可能性かもしれない、そんな風には考えられないだろうか。彼等は学校へ通う学生とは全く違った視点で様々なことを見ている。その視点は、行きづまりを感じるこの世界を変える起爆剤になるかもしれない。そう考え、なにか一緒にできないかと思いワークショップを催すことにした。
今回のワークショップでは全員でVJをしてみようと思っている。VJとはクラブ等のイベントでDJのかける音楽に合わせて映像を流し空間を演出する輩のことである。映像という手段を使い自分を表現しつつ、DJ、さらにはそこに集う人たちと、ひとつの世界観を構築していく作業をリアルタイムで行うことができる人物のことをVJというのである。
このワークショップでは二日間で映像を創り、最終日には皆で準備してパーティーを開こうと思う。そこでは参加者が自分で創った映像を素材にVJをし、 DJは元より、友達や、関係者や、一般の人も巻き込んだ共有空間を創造していく。 (大阪市文化振興事業実行委員会発行 C/P 01>02.2003号より)
ワークショップの目的:まずはじめに言っておかなければならないことは、本ワークショップは不登校児の学校復帰を目指すものではありま せん。このワークショップの目的は、自分を表現するツールとしての映像制作を知り、作品を発表することでコミュニケーションの楽しさと重要性を知ることで す。
ワークショップ内容:現在の技術の進歩は目を見張るばかりで、ビデオカメラなどにしてもボタン一つで簡単に撮影することが可能になりま した。故に何をどのように捕らえ撮影していくのかという個人の視点が重要になってきました。本ワークショップではドラマやドキュメンタリーなどの作品制作 を学ぶわけではなく、もっと個人的な感覚や感情を表現するためのひとつの方法としての映像を学びます。
トーク/レクチャー
ワークショップ
2004/03/27-28 <大阪現代芸術祭プログラム> プレゼンテーションツール としての映像編集レクチャー
このレクチャーでは映像をプレゼンテーションのツールとして活用することが出来る場を提供することを目的にしています。 今回は特にダンサー・コレオグラファーを対象として、プレゼンテーション映像における表現方法とその考え方について、様々な事例をまじえながら紹介しま す。また実際に機材を使った映像の実習も行います。
上映会
2004/03/20 IMI 大学院スクール アートドキュメンタリー集中ワークショップ修了上映会 独楽 koma-2004
独楽のように回っていれば重力を忘れられるよ、そういうあなたを私たちは笑った。あなたがいなくなった今、初めて重力から解放され真に自由な視点を持つことの難しさを切に感じる。でも私達は自由でありたいと思って、カメラを回した。じぶんがちゃんと生きているという、その瞬間を自分の目を通して閉じ込めようとした。IMI 大学院スクール アートドキュメンタリー集中ワークショップ修了作品の上映。
remember 3rd Monday
2004/03/15 remember 3rd monday
日時:2004年3月15日(月) 19:00- (上映申込受付 17:00- )
上映/鑑賞ともに無料
上映会
トーク/レクチャー
2004/03/5-07 WHAT ABOUT ME -The rise of The Nihilist Spasm Band
カナダのThe Nihilist Spasm Bandのドキュメンタリーフィルムとショートフィルムの上映。最終日にはトークも予定。