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展覧会

2007/06/1-24 鈴木淳個展「だけなんなん 001-300」と「大阪八景」

北九州在住の美術作家、鈴木淳による映像作品「だけなんなん」シリーズ300点(2000年~2007年)と大阪で撮影した作品「大阪八景」(2007 年)を一挙に展示、上映します。

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「だけなんなん」は北九州弁で「だからどうしたの?」という意味で、自身の眼に映った一見何気ない風景を撮影したものから、わずかに手を加えただけの、いたってシンプルな短編の映像作品です。人や自然、また人工のものを映し出す時でさえも、人間の習性や本来の姿を追い求め、可笑しみや滑稽さ、侘びしさや孤独感、その中に潜む美しさが描き出されています。「だけなんなん」を通して、作家自身のまなざし、世界観を観ることで、私たち自身も世界を再発見し、多様な視点を獲得する機会となるのではないでしょうか。映像が苦手な方にも是非ご覧いただきたい展覧会です。人間味溢れる鈴木の作品から浮かび上がる世界観は、一度観ると癖になってしまうことでしょう。

日時:2007年6月1日(金) - 24日(日) 15:00-21:00
(open: 木・金・土・日曜日)

鈴木淳 (すずきあつし)
1962年福岡県北九州市生まれ。熊本大学理学部生物学科卒。1995年から現代美術作家としての活動を開始。福岡県立美術館、北九州市立美術館、ギャラリーSOAP、art space tetraなどで個展を数多く開催するほか、「取手アートプロジェクト2004」にて滞在制作するなど、精力的に活動の場を広げる。2000年12月から制作し続け300に達した映像作品「だけなんなん/so what?」は、断片的な日常の風景を切り取った短編のシリーズ。「Move on Asia」(韓国ほか/2004-2005)、「αMプロジェクト2005」(東京/2005)、「Asia-Pacific Documentary Film Festival」(シドニー/2006)、「Asia Contemporary Art Week 2006」(ニューヨーク/2006)などで上映。

入場料: 500円(期間中再入場可)

REMO DESK 2007年06月01日

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