Alternative Media Gathering

2016/07/14+16_Alternative Media Gathering オペライズモの方法論と資本制の現在

はたして現在の資本制の下で、いまだ賃金労働は社会生活の基礎たりうるのか?
大学は生きた知を生産できるか? 芸術は前衛的でありうるのか。
あるいは、感性は蝕まれずに耐えられるだろうか...

オペライズモ研究会では、ここまで過去の社会調査における方法論の視角から資料調査を重ねてマルクスの労働者調査に由来する固有の方法論が深められてきた過程を探求してきた。だがこの系譜は、目下あらためて資本制の現在に対する分析視角として世界的な注目をあつめている。そこでわたしたちは、あらたな生産様式における知性・感性および労働をめぐる諸問題に取り組まれてきた専門家を招き、とりわけ認知資本主義論ともいわれるオペライズモ「以降」の方法論を再考するワークショップを集中的に実施している。ここでは記録と表現とメディアのための組織との共催で、ともに知性の危機および感性的なものの次元を再考したい。

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認知資本主義と知性の危機
日時:7月14日(木) 14:00-17:00
講師: 崎山直樹(千葉大学)

認知資本主義と感性の危機
日時:7月16日(土) 14:00-17:00
講師:水嶋一憲(大阪産業大学)
応答:山本泰三(阪南大学)春日匠(大阪大学)
会場: 大阪市住之江区北加賀屋 5-4-12 コーポ北加賀屋

参考文献:
山本泰三編『認知資本主義』ナカニシヤ出版, 2016.
マウリツィオ・ラッツァラート『記号と機械』共和国, 2015.
Gigi Roggero, The Production of Living Knowledge, Temple University Press, 2011.

REMO DESK 2016年7月 3日 | 固定リンク | トラックバック (0)