Alternative Media Gathering

2019/06/16_Alternative Media Gathering_ 移民/階級/都市 現代都市空間の分断と境界をまたぐ労働力移動

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写真提供:中島敏

戦後イタリアで「労働の拒否」を階級闘争の根拠としたオペライズモの概念装置を武器として、いま英語圏での展開とともに移民たちの「逃走する権利」を訴えてきた理論家サンドロ・メッザードラ。

かれに言わせれば、労働力人口のボーダレスな移動は、資本のグローバル化にも先行する「運動」に他なりません。

たしかに都市空間とは、資本制のもとで労働市場の別名をもつと同時に、いつも互いに異なる人々の、共同生活の場として存在してきました。ここでは戦時下、木津川沿いに集積した造船をはじめとする軍需産業にはじまり、万博、ニュータウンの建造、関空工事等のメガプロジェクトのたび、
大量の労働力人口を吸引しては不況にあえいだ戦後大阪から、現下あらたな移民労働者たちとあゆむ未来を考えたい。

日時:2019年06月16日(日)
会場:remo / コーポ北加賀屋 (大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
参加:無料
時間:15:00-18:00

ゲスト:サンドロ・メッザードラ
 現代政治・社会理論研究, 主著『逃走の権利』(北川眞也訳)人文書院 , 2015. 編著『金融危機をめぐる10のテーゼ』(朝比奈+長谷川訳)以文社 , 2010. 理論書の英訳 In the Marxian Workshops, Rowman & Littlefield, 2018. 他, Brett Neilson との共著 Border as Method, Duke University Press, 2013. Politics of Operations, Duke University Press 2019. などがある。

共催:関西非正規等労働組合
   オペライズモ研究会
   釡ケ崎史料研究会

REMO DESK 2019年05月13日

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